音の変化の基本
鼻音化と濃音化 — 話される韓国語が綴りから離れるもう2つの仕組み — にはじめて触れ、ハングルの土台を完成させます。
[감사함니다] と聞こえます — 합 の ㅂ パッチムが、니다 の ㄴ の前で ㅁ に変わります。감사 は漢字語の「感謝」です。
[한궁말] と聞こえます — 국 の ㄱ パッチムが、말 の ㅁ の前で ㅇ に変わります。
[임니다] と聞こえます — 감사합니다 と同じ鼻音化で、ㅂ パッチムが ㄴ の直前で ㅁ にやわらぎます。
なぜ? 鼻音化(비음화)
パッチムの ㄱ・ㄷ・ㅂ は、すぐ次に ㄴ か ㅁ が来ると、それぞれ鼻に抜ける仲間 ㅇ・ㄴ・ㅁ に変わります。 한국말 は 국 の下に ㄱ のパッチムを書きますが、말 が ㅁ で始まるので [한궁말] とやわらぎます。감사합니다 も同じで、합 の ㅂ パッチムが 니다 の ㄴ の前で ㅁ に変わり、[감사함니다] になります。 口が近道をしているだけです — ㄱ・ㄷ・ㅂ は息を止める音、ㄴ・ㅁ は鼻に抜く音なので、続けて速く言うには混ぜたほうが楽なのです。日本語で「ん」の音が次の音につられて変わるのと、理屈は同じです。
濃音化(경음화)を少しだけ
パッチムの後ろで、平音がその濃音に硬くなることがあります。教科書に必ず出てくる例が 학교 で、やわらかい「キョ」ではなく [학꾜] と発音されます。 ここで日本語話者だけが気づけることがあります。학교 は漢字語の「学校」で、日本語では「がっこう」— 同じ語の、同じ場所に「っ」が入っています。別々の言語が、同じ場所で同じように詰めているのです。偶然ではなく、どちらも「言いやすさ」が同じ答えにたどり着いた結果です。 今は「そういうことが起きる」と気づくだけで十分です。綴りはどちらにせよ 학교 のままです。
[학꾜] と聞こえます — 학 の ㄱ パッチムの後ろで、교 の ㄱ が硬い音に変わります。日本語の「がっこう」と同じ位置です。
この規則は覚えなくて大丈夫です
鼻音化も濃音化も、単語ごとに計算するものではありません。母語話者も意識してはいません。韓国語を聞く量が増えるほど、この変化は自然で予測できるものになっていきます。 今の段階での役目は見分けることだけです — 綴りと違って聞こえたとき、それが聞き取りの失敗ではなく、こうした仕組みが働いた結果だと分かればいいのです。耳を信じて、聞き続けてください。パターンのほうから馴染んできます。
ハングルは、ここで完成です
できるようになったことを並べてみてください — どんなハングルの音節も読める、パッチムも扱える、話される韓国語が綴りから離れる理由も分かる。これで表記体系はすべてです。これから出会う韓国語の単語は、すべて今学んだ部品でできています。 この先のレベル1(あいさつ・注文・道案内など、生活の韓国語)は、いまのところ英語版のみです。日本語版は、レベル0を使ってくださる方が増えたら用意します。英語でよければ、そのまま続けられます。 もう初心者ではありません。韓国語が読める人です。
声に出して言ってみましょう
音声を聞いてから、声に出して繰り返してください。完璧さよりも、リズムを合わせることが大切です。
文字を組み立てましょう
ハングルは1音節を1つのマスに詰めます。書く順番どおりに、子音、母音の順でタップしてください。
確認クイズ
レベル0はここまでです
ハングルを読むところまで来ました。レベル1(生活の韓国語)は今のところ英語のみです — 日本語版は、レベル0を使ってくださる方が増えたら用意します。
英語でよければ、そのまま続けられます: English version
この課はAIを使った点検を経ています。韓国語教員による監修はまだ受けていません。